果てに広がる山岳ワンダーランド

久々に戻ってきました。
幸いにも、また旅を続けられることになったので、更新再開します。
記憶が薄れつつあるので、雑になっているのは御堪忍下さい。。

[2/21]
チリ
オーヒギンズ氷河



オーヒギンズ村を出て、フェリーに乗って氷河観光。
季節はまだ夏なのに、山には雪が残る。氷河に近づくとより肌寒い。
初めて見る氷河は驚くほど碧く、またそのスケールに驚かされる。

一通り氷河を見学して対岸に着くともう夕方。
次の目的地まで、地図上6時間半のコースを3時間で踏破しようと試みるが、途中で力尽き、一緒に下船したイギリス人と途中で野宿をする。

チリーアルゼンチン国境付近

繁る森の中で、何も見えず、自分の息づかいと隣の寝息だけが聞こえる。
夜半に降り出した雨で起こされた。

[2/22]

日の出と共に起き、歩き始めてすぐ広がったのがこの景色。

アルゼンチン
デシエルト湖

パタゴニアのハイライトの一つ、フィッツロイを眼前に迎え、向かう足が自然に早まる。
麓のエルチャルテンに着き、宿を決める。
天候が優れなかったので、この日は選択をしつつ一日休む。
宿で、アコンカグア登頂のおじいさんに出会う。俺もいつか。

[2/23]

朝から曇り気味だったが、日程の都合もあり早速ハイキング。

アルゼンチン
フィッツロイ


セロ・トーレ

圧巻の一言。
最初は曇りがちだった天気も、登って行くにつれどんどん回復。
独特の形した山塊が雲の合間から顔を見せて驚愕、氷河が迫る湖越しにその威容を間近で見て、圧倒。
ここは必ず行くべし。計り知れないほどの感動。

夕方発のバスで、パタゴニア次のハイライト、パイネ国立公園を目指して拠点のエルカラファテへ。
そこで一泊。

[2/24-26]

パイネ国立公園を目指す。
公園内で二泊してじっくり散策する。

チリ
パイネ国立公園





天候に恵まれた日と残念だった日と。
イカーが多く、皆よくこんな僻地まで来るなぁと思う。自分もその一人。
トレイルは比較的日本と似ているが、広がる景色がこれもまた独特。
広大な国立公園を東西南北に踏破して、いくつもの驚きがあった素敵な散歩だった。
次は氷河を見に来たい。
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公園を抜けた後はバスに乗り、プンタアレナスまで南下。

[2/27]
チリ
マゼラン海峡

プンタアレナスは目の前にマゼラン海峡が広がる。
おそらく往時の活気はなく、大きな客船がのんびりと進んでいくだけ。
役目を奪ったパナマ運河も見てきたのだから、なかなか感慨深い。

そのマゼラン海峡を渡って南米大陸最南端へ向かう。

チリ/アルゼンチン
フエゴ島



時おり木々を見かけるが、凡そ荒涼とした土地進んで行き、最果ての地が近づいてくることを感じる。
パタゴニア地域はチリとアルゼンチンの国境を跨がる形で広がっており、国境越えはこれで6回目。
夕方に最終目的地、ウシュアイアに着く。
南米で一番有名な日本人宿、上野山荘に泊まる。
日本語で、安心して、皆で旅の情報交換と武勇伝自慢をする。笑

[2/28]
アルゼンチン
ウシュアイア



最果ての地は、ピンと綺麗な空気が張りつめたような素敵な朝でした。
背後には山が迫り、丘の上に作られたこの町は、コンパクトながらも立体感があり、散歩して楽しい町。
北緯20度のメキシコシティから、南緯55度のウシュアイアまで、見事な自然と壮大な文化、多様な人々に触れてきた一ヶ月半もこれでおしまい。
今度は北上します。

カレテラアウストラル

[2/13-15]
チリ

昼過ぎにサンティアゴに着く。
ここでカメラが壊れ、この間写真なし。
バルパライソにも行って、港町を楽しむ。
写真が撮れないと憂鬱だ。。完全に旅の一部になっていることを実感。

ということで日本価格の倍近く払って、新しいカメラを購入。
だってここからが旅の本番。パタゴニア、リオ、キューバ!!

二泊して、夜行でプエルトモンに向かう。

[2/16]
チリ

プエルトモン




港町プエルトモン。
チリに入ってからいい感じの港が増えてきた!
そして、おいしい魚介類が揃ってる!
さっそく、漁港のあるアンヘルモまで行って名物のクラントを食べる。
貝と肉と穀物がごっちゃ煮になった豪快な料理。
下の直売店では、貝やウニを生ですする。うまいうまい。

それ以外は、プエルトモンは大きな町で、特に面白みはない。
たくさん移動した感覚からは、ずいぶん果てにまできた感じだが、まだまだ人がすんでいる。
ここから、最果ての地を目指し、まずはカレテラアウストラルを進んで行く。

[2/17]
チリ

一泊して、南部のコジャイケ行きのバスに乗る。
本当は、船で行きたかったのだが、一週間ほど満員。
おかげでチロエ島行けなかった。。
ハイシーズン恐るべし。

コジャイケへ

昼過ぎに出て、いったんアルゼンチン領に入ってバリローチェを経由し、再びチリ領に戻ってくるコース。
写真は撮れなかったが、きれいな湖がいくつもあり、とても風光明媚なエリア。
行く予定がなかったので、車窓からだけでも見れてラッキー!
だけど19時間も乗るのだw

[2/18]
チリ

午後も遅くなってコジャイケ着。
だんだん奥地に入ってきた!

コジャイケ



周囲には雄大な山がそびえ、道がさらに奥地へ続いて行く、旅の拠点となる町。
そしてここからテント生活がスタート!
明るいうちに食料を買い出して、夜は他のキャンパー(だいたいチャリダー)たちとワイワイ食事。
久しぶりのアウトドア生活で、生き返るようだ。
都会の生活もいいけど、こういう方が性に合ってるかも。

[2/19]
チリ

朝発のバスで、次の町へ向かう。

カレテラアウストラル




本音を言えば、ここは自転車で来たかった。
チャリダーの整地として有名なエリアで、自転車が最も旅するのに適しているとは知っていたが、ここまで自転車向きだとは!
でもないものはない、それで行かないのは悔しいので、全力で楽しんでやった。
車窓からの景色がすばらしい。
透き通った空気、雪を抱いてそびえる山、吸い込まれそうな美しさを持つ湖たち。
運転手も時折気を利かせて、バスを止めてくれる。
その度に深呼吸をして、体の芯からリフレッシュしていく。
幸せだ。

夕方には、今日の目的地コクレンに着き、さっそくテントを張る。
辛うじてスーパーとATMがある町で、いろいろと補給する。

[2/20]
チリ

コクレン

朝出発して、カレテラアウストラルの終点ビラオーヒギンズへ向かう。
どんどん奥へ。いざいざ。

カレテラアウストラル






どんどん山の奥へ入って行く。
道は全部未舗装で、ガタガタ揺られながら行く。
時折、道は湖に遮られ、フェリーに乗り込んで越えて行く。
難儀だけど、道が続いてるのが本当にありがたい。
道さえあればどこまでもいける。
ちょっと前までは誰も入らないようなとこだったのに。
こんなに人間を拒絶するような自然が広がっているところはなかなかない。
人間を生かす自然と生かさない自然。

夕方には目的地に着く。

ビラオーヒギンズ



テントを張って寝床を確保。
町は開拓時代そのままの風景。
山に囲まれて、粗雑な作りの家が建ち並んでいる。
でも驚いたことに、なぜかwifiが飛んでるw チリすげー
これでカレテラアウストラルはおしまい。
また来たい。

鏡の世界

[2/9]
ボリビア

スクレは雨の中の到着。めげずに観光に出る。

スクレ




白い建物があちこちに見られる町スクレ。
一応首都という設定らしいが、のんびりした雰囲気でそんな気配はない。
こじんまりとした市場を覗くと、果物屋のおばちゃんがフルーツポンチ大サービス。
うーん都会ではこうはいかないな笑
終始晴れ間が見えず、どんよりとした雲が白い街並みに絡みつく。残念。
日本からの輸入中古車を見つけては喜んでましたとさw

仕方なく適当に切り上げて、ポトシへ移動。

道中

四千メートル近い高地の移動。
でも車窓から農地や集落が頻繁に見える。
こういうところで生活してると、普通の人間とは違う体になるんじゃなかろうかw

ポトシ

ポトシも雨。
でもこの古くからの鉱山町には雨がよく似合う。
町のいたるところから見える赤茶けた山。
この山がかつて世界の経済を変えたと思うと胸熱。
ただ、市内には見所があまりないので、銀山が見えるカフェでのんびり。

夜にはウユニに向けて出発。

[2/10]
ボリビア

早朝、ウユニ着。
ここでの目当てはもちろんウユニ塩湖。
そして、、、南米入ってからぐずついていた天気が嘘みたいな晴れ!
今までのはこのための雨か!
早速ツアーに参加、一泊二日ウユニ塩湖。

ウユニへ


まずは汽車の墓場。
昔塩の積み出しに使われてたものだろうか?
塩湖に向けて線路が伸びる。
気持ちのいい青空で、汽車の錆がよく映える。

そしてウユニへ!

ウユニ塩湖


快晴すぎて、、雲がない!あまり映らない!笑
どうも天気の神様はやり過ぎた様で、ウユニ上空は雲一つありません。
それでも水は十分、青空が視界全てを埋め尽くす様は圧巻。
もうはしゃいでまわって、すっかり塩まみれにw
紅海以来塩まみれは避けてきたのに。。

ウユニ塩湖ー日没

夕暮れ。
日が暮れるにつれ風が強くなり、水面に風の道ができる。

ウユニ塩湖ー星空

そして夜。周りに全く明かりがなく、星空の綺麗さは異常。
雲一つない夜で、水面にも星が映り、宇宙空間の様。
これはびっくりしたよほんと。

[2/11]
ボリビア

ウユニ塩湖ー朝



ウユニで一番だったのが、この朝。
日が上がってくるにつれ、東の空は明るくなる。当たり前。
でも、普段は見ないけれど、反対側では夜が終わっている。
だんだんと紺色の夜が狭まっていき、次第にピンクの朝に覆われる。
言葉で説明するのはもどかしいので、行って来てくださいw
こんな光景は見たことありません。

ウユニ塩湖

この日はこの日でよく晴れたので、少し遠出して今日のウユニを見学。
今日はぼーっと眺める。

夕方頃には町に帰り、二日分の疲れと塩を落とす。
いって良かった〜!

[2/12]
ボリビア

眠い目をこすり、朝三時半発のバスでチリのカラマに向かう。
短いけど濃かったボリビアはこれで終わり。

ボリビアーチリ国境


バスは多いに遅れ、カラマ着は夕方。
チュキカマタ銅山行きたかったのに。。
仕方なくサンティアゴまでの夜行にそのまま乗る。

雲に浮かぶ都市

[2/5]
ペルー

夜行で着いた首都リマ。
寒かった高地とはうって変わって、海岸沿いのここは暑い。
そうだった今は夏だった。
荷物を預けて早速観光。

リマ



眩む様な大都会。スモッグがかかり、喧騒に満ちた町。
こういう都会を歩くのも好き。
ビルがそびえる中、旧市街には植民地時代の巨大なカテドラルが散在する。
リマはずっと栄えてきた町なので、独立以降の立派な建物も多く残り、それらがなかなか調和している。
そしていかにも南米的なのが、ちょっと郊外に目を向けると、低所得者の居住区が山の斜面にへばりつく様に広がっているところ。
都心部や新市街はなかなか煌びやかなのに、こっちはひどくくすんでる。
どの位格差があるんだろうか?

国立博物館とラルコ博物館


博物館をめぐる。国立博物館とラルコ博物館。
前者は展示内容が貧弱だったが、後者はかなり充実。というか見せ方がうまい。
豊富な出土品を見てると、ペルーが今までの南米の歴史の中心だったということを感じる。
土器に表現された場面も多様で、色彩も豊か。いい文化が育っていたのだろうか?

夜にはアレキパに向かう。
ナスカは飛行機に乗るお金がないので、スキップw

[2/6]
ペルー

アレキパ到着時は曇り、ついには雨が降り始める。
高地だから寒いし。。ここで観光意欲が消えるw
とりあえず町を散策。

アレキパ


典型的なコロニアル都市。
よってあまり楽しめずw
着いて早々レストランで食べたセビッチェが美味しかったのと、クレープが美味しかったことしか覚えてない。
町はよく整備されていたので、晴れてたならまた気分が違ったろうに。

早めにターミナルに戻り、クスコ行きの夜行。

[2/7]
ペルー

クスコには早朝着。
この日は日本人宿。
普段は泊まらない日本人宿だけど、南米には幾つか名物的な日本人宿があって、そこを訪れるのも観光笑

荷物をおき、ノートで情報を集めたら、町歩き。

クスコ



この日も相変わらず天気が悪いが、妙にいい雰囲気。
滅亡したインカ帝国の悲哀の歴史が、町にどんよりと垂れ込めている感じ。
そりゃ言い過ぎかw
建物は植民地時代のものが中心だが、その基礎部分にインカ時代のものが多く残り、当時の反映を偲ぶには十分。
アジアやヨーロッパでは、一つの国が滅ぼされても文化は何らかの形で後世に継承されていく印象だが、ここは全く異質のものがやってきて塗り替えられた。
スペイン語キリスト教、少なくとも観光地を旅する限りでは、形ある遺跡を見ないと当時の文化はわからない。
まだインカ時代の文化を維持している集落とかあるのだろうか?

この日はクスコに一泊して、明日は日帰りマチュピチュ

[2/8]
ペルー

三時半にタクシーでオリャンタイタンボまで向かい、そこからは電車でマチュピチュに向かう。
マチュピチュまで安く、しかも日帰りで行くのは至難の技。
電車が高いし、その他のルートは時間がかかる。

高い電車のおかげで、午前中にはマチュピチュ村に着く。

マチュピチュ

雨季ということで、河川は大増水。
以前事故があったと思うがこの水量なら納得。怖い。
マチュピチュまではここから険しい岩山を登っていく。
麓の時はまだ視界が良かったが、上に行けばいくほどガスってくる。
そしてマチュピチュに到着。

マチュピチュ


はじめは見事に曇っていたが、次第にガスに切れ間が出てくる。
高台に登って、切れ間から全景を見れた瞬間は、まんま雲に浮かぶ空中都市。
斜面に段々畑と家がびっしりと並び、小高い丘には神殿が残る。
この位置に、このスペースに、これだけの町を作る。信じられない。

ワイナピチュから

ワイナピチュに登る。
そこから雲の合間にマチュピチュを見下ろす光景は、まんまラピュタ。楽しい。
これ最初見つけた人が羨ましい。
結局最後まで晴れることはなかったが、マチュピチュを引き立てる景色に出会えて良かった。

夜にはプーノ行の夜行に乗る。
ここ、一回は行くべき。

[2/8]
ボリビア

プーノは早朝につき、観光もしようと思ってたが、ちょうどラパス行きのバスが出るところだったので町中で食料を軽く買って終了。
ここからコパカバーナを経由してラパスへ。

チチカカ湖

ラパス




湖を渡って、荒涼とした風景の中を進んでいくとラパスに着く。
クレーターの様な盆地の中にあるこの都市は、独特の景観。
街中に起伏があり、ビルの向こうに見える盆地の「側面」には、家がびっしりと建っている。
その坂道を、レトロなバスが苦しそうに登っていく。まあ空気も薄いしなw

ただ、残念ながら時間がなかったので、夜にはスクレ行の夜行に乗る。

赤道直下涼し

[1/31]
エクアドル

オタバ


やって来たエクアドル
まずは北部のオタバロ。

中米とはうって変わって、民族衣装に身をつつんだインディオが目立つ。
ポンチョに帽子、なかなかお洒落だと思う。
この町は民芸品で有名な町。
土曜日に最大の市が開かれるが、それ以外の日でも広場に店が立つ。
活気はさほどでもなかったが、カラフルな面白いものが並び、楽しい。
名物のアルパカマフラーとストールを買い、満足。
おしゃれ用というよりはこれからの寒さ対策。。
海岸に行かない限り標高が高くて赤道直下でも寒い。パタゴニアはきっともっと寒い。

昼過ぎにはキトに移動、観光。

キト




大きな町、キト。
涼しくて快適な町。
山に囲まれた盆地で、山の斜面をずっと上の方まで町がへばりついている。
活気もすごく、道は地元民と観光客で溢れ、悪そうな奴らが彼らのスキを狙ってるw
インカ帝国時代から重要な町だったキトは、古い建物が多い。
インカ時代のはさすがにないが、スペイン統治時代の荘厳な教会が数多く建つ。
エクアドル、正直バナナのイメージしかなかったが、どんどんイメージがはっきりとしてくる。

夜には南部クエンカ行の夜行に乗る。
距離は対したことがないが、道が悪くて時間がかかる。

[2/1]
エクアドル

早朝にクエンカ着、観光。

クエンカ



スペイン統治時代の町、コロニアル都市。
いい加減飽きたと思いつつも歩いたが、ここは違った。
メインのカテドラルが巨大で外観が面白すぎたのだ!
要塞のような重厚な壁面におとぎ話のようなドームが立ち並ぶ。
スペインでもこんな奇妙なのは見なかった!
そもそもコロニアル建築ってどういうものなのかな?
作る際に現地の風土や美意識の影響を受けてるんだろうか?
思えば中米のコロニアル都市も、確かに作りはスペインぽかったけど、色とかは本国では見ないような感じだったしなぁ。
ラテンアメリカの文化、興味深い。

夜行でペルーのピウラを目指す。

[2/2]
ペルー

深夜に国境を越え、ペルー入り。
入国管理の人ご苦労様。

ピウラは特に見所もないので、そのままトルヒーリョまで乗り継ぐ。

トルヒーリョへ

ずーっと荒涼とした砂漠。
昔勉強した海岸砂漠。ここまで下りてくると暑い。

トルヒーリョ

まあトルヒーリョも見所はない笑
よく整備された町で、エクアドルに比べるとずいぶん豊かになる。
比例して?か民族衣装の姿はほぼない。インディオは結構いるのに。

ここでの目当てはこっち。

チャンチャン遺跡



南米最大と言われる古代都市チャンチャン。
インカよりも前のチムー時代の都市で、大きな建物こそないが広大な遺構がのこる。
バスに乗って行くと、ゲートをくぐらないうちから既に辺りは遺跡。
中に入るとどれほど広いのかわからないw
メインの遺構の中は、未だにモチーフがきれいに残り、目を楽しませる。
こういう素朴な動物の描写って、どこか原始的な世界と似てる気がする。
それこそ洞窟の壁画とかに。
感性が似ていた(あまり発達していない)のかしら?

十二分に楽しんで、町へ戻る。
そしたらニセ札すり替えにあったw
捕まえて羽交い締めにしたけど暴れて逃げられた。。
でもなぜか真札を落として行った笑 何がしたかったんだ。。

夜行で今日はワラスへ。再び山の中。

[2/3]
ペルー

ワラスに着いたのはもう午後も遅く。
ここでの目的はワスカラン国立公園トレッキングなので、今日は休養日に。
町には中国人が鍋を振ってるちゃんとした中華が多く、幸せ。
でも醤油はキッコーマンをおいて欲しい。。

ワラス

[2/4]
ペルー

ワラス

天気があまり優れず、雨天用の装備を持って早朝に出発。
目指すは標高5000メートル近い湖。

途中で会った少女

山に入って行くにつれ、どんどん天気が悪くなる。
入山口に着いた時にはついに降りだした。
入口から16キロ、標高差一キロ弱。
正直めっちゃしんどかった。
空気が薄くて体はよく動かないし、結構登りがキツい。
そしてなぜか三時間半でいくハイペースで登ってしまった笑 標高高いとこはゆっくり行かなくちゃなのに。
本降りの中着いた湖は絶景、抜ける青と上から迫る氷河と落ちる滝。靄がかかってなければ完璧。

ワスカラン国立公園


下りは三時間切るペース。
放棄された家があり、なんとも侘しい雰囲気。
下りきって見えた下側の湖の美しさには感動した。

ワスカラン国立公園


町に到着、全身びしょ濡れ。
しかし今日は休んでる暇はなく、夜行でリマに行く。
嬉しかったのが、麓では雲に隠れてたワスカラン山が、町に着いた時夕日に染まる姿を見せたこと。
写真もとらずボーッと眺めてました。
この出会いを大切に。

地峡の旅

[1/23]
ニカラグア

朝にはレオンを出て、グラナダに向かう。
今日は移動距離少なめののんびり旅。
マナグアで乗り換えて、四時間ほどで到着。

グラナダ


マナグアとよく似た、コロニアルな街。そろそろ食傷気味である笑
こっちの方が街の整備が進み、湖から吹き抜ける風があって居心地がいい。
そしてここでも中庭付きのバックパッカー好みな宿。快適である。
中南米地域でハイチの次に貧しいというニカラグアだが、観光地中心部ではさほど感じられない。
ニカラグア人の観光客も多いし。

[1/24]
ニカラグア

首都で買おうと思っていたものを思い出し、マナグアに戻ることに。
昨日は乗り継ぎで郊外だけだったが、今日は中心部の方に出るハメに。
やっぱり怖い感じだったので、あまり歩かず写真も撮らず。
バスから見た感じ、湖に火山がきれいに浮かび、街中に見晴らしのいい丘もあって風光明媚な感じだったのに残念。
大きな街を歩くのは好きなので、ここまで中米は残念だなぁ。。
夜行はもう一杯だったので、宿をとって明朝出発。

[1/25]
ニカラグア

朝のバスでコスタリカに向け出発。
コスタリカには見所は数多くあれど、どれもツアーでまわるのが主体なので今回はパス。南米にお金まわす!
この日はずーっと移動で夜半にサンホセ着。
流石にタクシーで無事に宿へ。この街は治安がいいらしいけどいかなるものか。

[1/26]
コスタリカ

サンホセ


一気に豊かになったサンホセ
商店が立ち並び、もので溢れてる。
物質的だけど、豊かな消費生活はやっぱり「幸せ」ということかな。楽しそうな人が多い。
街の治安も良さそうで、目抜き通りはショーウィンドーがきらびやか。

パナマまでのバスを探すも、なんと二日間は一杯。
仕方ないから、パナマ系のコパでサンホセからパナマ経由、南米まで飛ぶことに。
こうするとパナマが時間なくなるから避けたかったのに。。

これまたコロニアルな街と教会を眺めながら、時にはカフェで休んで一日を過ごす。
コロニアルは飽きたけど、「異国」は好きです。
こうやって人が実際に動いて喋ってるのを見てるだけで、頭の中で地球がどんどん具体的になる。

[1/27]
コスタリカ

昨日の続きの散歩をやって、昼過ぎには空港へ。
見てくれは立派だけど、
恐ろしくこじんまりとした空港。敦煌くらい。
一時間ばかりのフライトでパナマシティー着。バスで18時間、飛行機は偉大。

夕暮れのパナマシティーを市バスで走ると、遠くには高層ビル群が見えてくる。
そう、この如何にもバブリーなビルを見たかった!
カジノ地帯を抜け、今日の宿に。
マンションの一室だけどこれまた超快適。アフリカの日々が思い出される。。笑

[1/28]
パナマ

早朝から気合い入れて観光。リミットは昼過ぎまで!

パナマシティ



まずは旧市街へ。
今までまわってきた街と比べて、旧市街が重厚。
スペインが入ってからパナマ運河が開通してずっと反映してきたんだろう。
路地に貫禄がある。
そして、対岸にはバブルのバベルの塔たちが。
ドバイ並みじゃないか、これ。
夜見た時はシルエットばかりで、ちっとも灯りがついてなかったから、おそらく開発が止まっているんだろう。
不謹慎かもだけど、こういうのすごく好き。人間の欲望の抜け殻みたいで笑

そして素早くパナマ運河方面へ移動。

パナマ運河地区



早めの行動すぎて、ミラフローレス博物館&展望台は残念ながらクローズ。。
なんとかお願いして写真無しで横から見せてもらうことに。正直迫力はあんまなかったw
だけど帰り道、大型コンテナ船が陸を進んで行くところをみれた!全然こっちの方が良かった笑
いったんおりて、ぼーっと眺めると、コンテナを満載した鉄道が駆けてく。
世の中ってこうしてまわってんだな。物流はすごく好き。横浜生まれ横浜育ちです。

急いで荷物をとって空港に向かう!さあ南米へ!

観光地と観光不可地と

[1/18]
グアテマラ

サンクリから移動の一日。
まずは国境まで向かって、バス。
そこからウェウェテナンゴ乗り換えでグアテマラシティーを目指す。
バスから見るグアテマラシティーは、明かりが煌々と輝いて豊かさが溢れる。
バスからだけじゃその闇の中は見えず。怖い。
そしてそのままサンタアナ行きの夜行にそのまま乗り継ぎ!

[1/19]
グアテマラ

早朝にサンタアナ着。
ここでの目当ては、もちろんティカル遺跡!

ティカル




結構遺跡は見てきたけれど、十分新鮮な印象。
密林の中に広がる遺跡群。歩くとトロピカルな鳥や猿の鳴き声がそこら中から聞こえてきて、まるで探検隊の気分。
至る所に当時の石碑や井戸、道が残っていて、さらに気持ちを盛り上げる。
ひときわ高いピラミッドに登ると、鬱蒼とした密林からピラミッドが墓標のように顔を出し、辺りの熱気を押し返す様な神聖さに包まれている。
外観を保っているものだけでなく、今は緑に埋れ丘の様になっているものも遺構で、全盛期の壮麗さを偲ばせる。
やっぱ遺跡楽しい。こうやって散策できるものはなおさら!
探検系ではアンコールの次点かな。

探検を終えたらフローレス島に向かう。

フローレス


のどかな島で、風が気持ちよく流れるところ。
宿とお土産屋が多いツーリスティックな場所だけど、夕暮れには地元の人が夕涼みに来ていい感じ。
日が沈むのを見てから、バス停に戻ってグアテマラシティーへとんぼ返り。
いつもの如く、夜行はぐっすり。

[1/20]
エルサルバドル

グアテマラシティーの観光はなし!という事でエルサルバドルに向け移動!
これまた悪名だかいサンサルバドルを避け、どこか村に泊まるつもりが、寝過ごしてサンサルバドルに着いてしまう。。
仕方なく宿探しをして、警察署の向かいのセキュリティがしっかりした宿に。
道端にはボロボロの車が放置してあるし、銀行前のガードマンはデカいショットガン持ってるしなんだここ。。

[1/21]
エルサルバドル

宿泊したからには日中にちょっとは散策。

サンサルバドル



巨大なショッピングセンターがいくつもあり、とっても栄えてるサンサルバドル
でもそういう富が集まるところは塀と武器にきっちりガードされてる。
中米はどこも治安が悪いっていうけど、こういう格差が間違いなくその要因。
市バスに乗ったら危険地域を通ったので隠れながら辺りを伺ってたら、ギャングの落書きだらけ。
女子供はそそくさと歩いてる。

ここで打ち切りにして、ホンジュラスに移動する事に。
あとでロンプラ見たら、エルサルバドルの特徴は"Guns, Ex-guerrila"と。なんじゃそりゃ。

ホンジュラス

夜までにホンジュラス南部の街チョルテカに着き、宿泊。

[1/22]
ホンジュラス

テグシガルパに行こうか悩んだけど、見所ない&危険と条件が揃ってるので、今回はパス。
そするとホンジュラスはほとんど見てないので、また来なくては。

チョルテカ

行かないと決めたらさっさと移動!ニカラグアに向かう事に。
中南米の地峡ルートはパンアメリカン道路が通り、大型のアメリカンなトラックがどんどん通り、圧倒される。
昼にはレオンに着き、観光開始。

レオン




久しぶりの観光地とあって気合を入れて観光。
とは言ってもメキシコでたくさん見たコロニアル都市の典型で、瀟洒な教会が幾つも立ち並ぶ風景で、ちょっと飽きる。
ただこちらの方がグッと庶民的で、親しみの持てる雰囲気。
建物の背が低く、近代的な建物もほぼ無いので、教会がしっかりと目立つ街並み。
埋もれるよりはしっかりと主張する教会がいい感じ。

この日も宿が快適。中米はバックパッカーフレンドリーな宿が多い!